「自由の学風」について

 

京都大学では、『基本理念』(平成13年12月4日制定)において、「自由の学風」を本学の最も重要な理念のひとつとして掲げています。『基本理念』の前文には、

京都大学は、創立以来築いてきた自由の学風を継承し、発展させつつ、多元的な課題の解決に挑戦し、地球社会の調和ある共存に貢献するため、自由と調和を基礎に、ここに基本理念を定める。

と述べられ、続いて

1.京都大学は、研究の自由と自主を基礎に、高い倫理性を備えた研究活動により、世界的に卓越した知の創造を行う。
3. 京都大学は、多様かつ調和のとれた教育体系のもと、対話を根幹として自学自習を促し、卓越した知の継承と創造的精神の涵養につとめる。
5. 京都大学は、開かれた大学として、日本および地域の社会との連携を強めるとともに、自由と調和に基づく知を社会に伝える。
7. 京都大学は、学問の自由な発展に資するため、教育研究組織の自治を尊重するとともに、全学的な調和をめざす。

などの理念が挙げられています。

私たちは、ここに定められた「自由の学風」の継承・発展のために、それを侵害せんとする企てからこの基本理念を守り抜きたいと考えています。

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