既にお知らせしたように、12月4日(火)に開催された部局長会議において、「国際高等教育院」(仮称)の設置案が総長から提出され、審議されました。この設置案は従来の「教育院」構想と同じく、「配当定員」を「200程度」としたもので、人間・環境学研究科の「再配当定員」を「96(移籍者の数に応じて減少)」と定めています。
この総長による設置案提案の際に配布された資料の抜粋を掲載します.定員関係については原文に忠実に抜粋しているため,再配当,貸与など定義されていない意味不明な用語が使われています.
「国際高等教育院」(仮称)設置案資料(抜粋) |
ある新聞報道によれば、私が「研究するなとは言っていない」という消極的な発言をしたかのような誤解を生んだようですので、12月4日の提案ではこの点を補強しました。
今回の改革の要点は、これまで教養・共通教育を担当していただいてきた先生方の研究環境を顧みるとき、「本学の教育は、高いレベルの研究に裏付けられる必要がある」という認識に達したということであります。したがいまして、教養・共通教育を担当する教員、とりわけ教育院におきましては、従来の研究科以上に時間的も予算的にも研究環境を確保し、教育の質の向上に大いに資するべしということであります。これまで本学で長年にわたり行われてきた教養・共通教育の改善の流れの総仕上げとして、このことこそが本学の教養・共通教育の抜本的な発展につながると考えた次第でありますので、どうかご理解いただくようお願いいたします。